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サンチャゴの鐘の成分分析結果発表!

2012.06.06|

これまで別府大学文化財研究所の手によって進められていた、

サンチャゴの鐘の成分分析結果がついに発表されました。

 

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X線の調査による鐘の推定される化学組成の値は、銅87%、スズ8%、鉛3%、鉄2%であることが判明。
会場では、これと全く同じ値で精製されたサンチャゴの鐘の5分の1模型も披露されました。
岡藩400年祭の目玉事業である実寸のレプリカの作成に向けても大きな前進となりました。
 
また、サンチャゴの鐘の産地については特定までは至らなかったものの、別府大学の平尾先生によれば、当時国内の鉛の量は不足しており、タイから輸入していた鉛の量は全体の25%を占めていたことから、西日本の鉱山で採掘された材料とタイ産の鉛を混ぜて国内で製造された可能性が高いのではということでした。
 
国内で生産されたとすれば、一体だれが作ったのか?そして、何故竹田の地にもたらされたのか?
紡ぎだされるドラマに胸が高鳴ります!

 

 

図のN領域がタイを示す。
タイ領域と日本領域の丁度中間あたりがサンチャゴの鐘に含まれる鉛の数値と同じになる。

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「銅鐘」の金属組成及び産地同定調査資料はこちら(PDFファイル)