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サンチャゴの鐘とは?

国内における同型の銅鐘では、竹田以外に4つしか存在が確認されていない真に貴重なキリシタン遺物。
表面に十字章と『HOSPITAL SANTIAGO 1612』という銘が鋳出されています。
サンチャゴ病院はレオン・パジェスの「日本切支丹宗門史」1614年(慶長19年)の条には「聖ヤコボの病院」の名で出ており(聖ヤコボはサンチャゴのラテン語よみ)、長崎のミゼリコルディア(慈善院)の附属病院であったらしく「誰からも見捨てられていた癩病人」や普通の病人を収容していました(同書1611年の条)。
そして両院とも1620年(元和6年)長崎奉行長谷川権六の命によって破壊されてしまいましたが(同書)、その後、この長崎の鐘がどうして岡藩主中川氏の手に帰したかは明らかになっていません。

国指定重要文化財「銅鐘」(サンチャゴの鐘)

指定年月日
昭和25年8月29日
所在地
竹田市大字竹田2083番地(竹田市立歴史資料館)
所有者
中川神社(竹田市大字拝田原159番地)
種類
美術工芸
品質・形状
銅製、ベル形の形状(ただし、舌無し)
寸法・重量
高さ80.5cm 口径66.0cm 重量108.5kg
制作年代
1612年の銘文有り
銘文等
「HOSPITAL SANTIAGO 1612」の陽刻銘文
十字章の陽刻文
サンチャゴの鐘

サンチャゴの鐘

サンチャゴの鐘を巡るプロジェクト

城下町と同じ時を刻んできた神秘の鐘―
詳しい文献は残念ながらまったくと言って良いほど残されておりません。しかし、400年もの長きに渡ってこの地に受け継がれ、そして現在の我々がそれを目の当たりにすることができるという事実。それ自体が一つのドラマとして、我々の胸に熱き音色を響かせてくれるものではないでしょうか?
そういった思いから、この度、岡藩城下町400年祭を迎えるにあたり、城下町と同じ時を歩んできたサンチャゴの鐘に特にスポットを当て、鐘自体を歴史的・科学的に検証し、現代に生きる我々に託されたメッセージを読み解くとともに、400年の昔に思いを馳せるロマンの象徴として位置づけることとなりました。
神秘の鐘の謎を解き明かし、現代を生きる我々が400年の先に何を残していけるのか?
世紀を超えた挑戦が始まります!

蘇れサンチャゴの鐘!竹田から響くロマンの音色!

文化財保護の観点から遂げることができなかった「サンチャゴの鐘を鳴らす」という積年の夢を叶えるべく、鐘の復元に挑みます。科学的な分析により、鐘の材質を産地に至るまで特定。同じ素材を使って、当時の鋳造方法で完璧な複製を作り上げます。 400年の時を超えて鐘の音色が竹田に響き渡ります!

プロジェクト経過報告

船村徹氏愛惜の名曲『サンチャゴの鐘』を復刻!!

昭和48年発売も日の目を見ることのなかった悲劇の名曲『サンチャゴの鐘』。
船村徹氏により竹田のサンチャゴの鐘をモチーフに作られた、ご本人も愛惜する名曲です。この名曲を復活させ、世に送り出し、歌に乗せて竹田の魅力を発信します!

プロジェクト経過報告