地域力 “竹田らしさ”への気づき

バイオマスタウン構想による環境保全とエネルギー政策

政策の概要

廃廃食油の燃料化や森林バイオマスの活用のほか、竹楽などで使用した竹のたい肥化・飼料化により、竹の有効活用を図り、バイオマスタウン構想の実現を目指す。
バイオマスの利活用に際しては、国の施策に基づいた上で、「竹田らしさ」「持続性・自立性」「資金面の計画性」を重視し、導入効果の高い取組みを優先して導入推進していくとともに、遊休施設の利活用や民間団体との連携も視野に入れながら、里山、農村景観保全と森林資源の活用を図る。

バイオマスタウン構想による環境保全とエネルギー政策
体系図(PDF)

政策の内容

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バイオマスタウン構想の実現
竹田市バイオマスタウン構想に掲げる「竹の堆肥化・飼料化プロジェクト」の実現を図るため、「植繊機」を購入し、この機械で竹を粉にし、その粉をボカシに混ぜることによって生ごみの堆肥化を図り、生ごみの量を少なくする実証実験を竹田市クリーン農業推進協議会が行う。
環境・エネルギー分野-自然と共生する住みやすい町づくり-
環境・エネルギー分野-自然と共生する住みやすい町づくり- 近年、世界規模で環境問題への取り組みが進められおり、竹田市においても名水や広大な草原、森林資源、温泉などの豊かな自然環境の保全と活用は次世代へつなげる重要な課題の一つである。本市にある草原、放牧、野焼きといった人と牛の営みが形成してきた「二次的自然」である草原の維持や、里山といった美しい景観を形成する要素となっている竹林、森林や田園風景などの保全も重要である。
循環型社会の構築を目指して環境負荷の少ない廃棄物処理が求められており、広域的・専門的な処理が行われているが、今後ますます省資源化、ごみの減量化、リサイクルの推進を図る必要がある。
環境保全・エネルギー分野の現状
竹田市では平成22年度に新エネルギービジョンを策定し、同年7月にはバイオマスタウン構想を策定し、具体的なプロジェクトの展開が示された。この中から、実証実験的に実施され実現可能なプロジェクトを定め、民間事業者のノウハウを導入することで、起業や規模拡大による雇用の創出を図り、新分野での産業の確立を目指している。
BDF(廃食用油活用プロジェクト)
BDF(廃食用油活用プロジェクト) BDF(廃食用油活用プロジェクト)については、家庭や事業所からの廃食用油を分別回収して燃料化することにより、廃棄物の減量化と有効活用を目指すもので、商店街との連携や生協の協力など小規模ではあるが既に実践されている。この仕組みを全市的に普及させ事業の拡大を図ることにより新たな産業として確立させ、雇用の場の創出を目指す。
森林バイオマス活用プロジェクト
森林の適正管理を兼ねた森林バイオマスエネルギーの活用により、豊富な森林資源を次代へ継承していく。
木質バイオマスや草本系バイオマスには多様な活用方法があるが、民間団体との連携による森林資源や林地残材等を原料に薪・チップ・ペレットの製造を行うことで、カーボンニュートラルなエネルギー創出に繋がり、地域内の低炭素社会の確立を目指す。
竹のたい肥化・飼料化プロジェクト
竹のたい肥化・飼料化プロジェクト 里山保全を目的に竹資源の活用を推進し、美しい里山景観を守る取り組み。竹田市には、日本古来より存在するマタケやハチク、モウソウチクなど竹資源が豊富に自生している。近年、竹の需要激減に伴う竹の繁殖により山林の荒廃が加速度的に進んでおり、バイオマスとしての活用が期待されている。
NPO法人「里山保全竹活用百人会」では、事業のひとつとして当市を代表する観光イベント「竹楽」(竹灯籠2万本)を多くのボランティアの手により実施しているが、竹の使用量は一部にとどまっており、大規模かつ組織的な活用方法が求められている。同プロジェクトでは、竹林を管理し4~5年生の竹を計画的に伐採する仕組みを作り、伐採した竹は、竹炭あるいは粉末状に粉砕して、たい肥や牛・豚用の粉末発酵飼料として活用するとしている。

政策の動き