人間力 グローカルな人材育成

温泉活用による予防医学の推進

政策の概要

竹田市において温泉療養を体験し、その効果を実感できる環境づくりを推進する。また、温泉療養地としての位置づけを明確にして、温泉を活用した予防医学を推進し、温泉を活用した地域活性化を目指す。

温泉活用による予防医学の推進
体系図(PDF)

政策の内容

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全国初!竹田市温泉療養保健制度の趣旨
竹田市は、全国屈指の炭酸泉「長湯温泉」をはじめ「七里田温泉」や「赤川温泉」、城下町の「竹田温泉」など市内各地に個性的な温泉をもつ温泉都市。温泉の効果は、含有成分による薬理的作用と温泉熱、水圧などの物理的作用、温泉地の環境(転地効果)による癒しという精神的作用が総合的に働いてもたらされる。まさに温泉は心の癒しと体の癒しを同時に与えてくれる大地の恵み。
近年、日本中で健康志向が強まっており温泉の効能も注目されているが、温泉療養に医療保険を適用することは、これまで専門機関への働きかけをおこなっているが、未だ実現していない。そこで、単に医学的なアプローチを続けるだけでなく、竹田市の独自施策として、国民が温泉療養を体験し、その効果を実感できる環境(受け皿)づくりを推進することにより、竹田市の温泉療養地としての位置づけを明確にし、温泉を活用した予防医学を推進するとともに、自然治癒能力(免疫力)を高めるという気運を作り出すことが重要と考える。この取組みを通じ、温泉療養文化(現代版湯治)を竹田市から全国に発信し、貴重な地域資源である温泉を活用した地域活性化を推進する。
当面の展開
医師からの指示に基づいて温泉療養を実施する場合の費用を一部補助するという形を基本にしながら、モニターツアーを利用した現代版湯治の体験者、フリーで湯治を体験する中長期滞在者を対象に、温泉療養保健制度の実証実験をスタートする。こうした実証実験を通じて、制度のあり方、有効性、国民的関心の高さなどを検証し、多くの方が温泉療養を気軽に体験できる環境(受け皿)づくりを推進する。
なお、本市が進めるこの一連の取組みについては、九州市長会の採択や全国市長会からの支援に加えて、全国温泉振興国会議員連盟からも後押しを受けるなど温泉療養の推進が広がっている状況であり、実証実験に伴う財源は、国土交通省(観光庁)のニューツーリズム事業補助金、総務省の経済対策交付金が充当されている。
温泉資源を活用した健康づくりと雇用創出
温泉資源を活用した健康づくりと雇用創出 健康づくりの分野では、医療機関における治療だけではなく、生活習慣から引き起こされる多くの生活習慣病を予防する視点から栄養、運動、心の健康等、生涯を通じた総合的な健康づくりの推進が求められている。本市は、日本一と称される高質の炭酸泉を湧出する長湯温泉を有しており、また、奥豊後温泉郷として個性豊かな温泉が多くの人に親しまれている。各地域の温泉施設を観光資源としてさらに有効活用していくために、温泉は地域住民の保養の場やコミュニティ形成の場として活用され、市内各地域の温泉施設において市民が利用しやすい施設整備や利用促進のための仕組みづくりが行われており、今後は病院や保養施設と温泉との連携も検討されている。
また、近年の健康とニューツーリズム指向を背景に、市民はもちろん滞在型観光を推進する竹田版「温泉療養保健制度」の導入を目指しており、そのための実証実験として観光庁のニューツーリズム推進調査事業を実施している。これらの進展と共にその受け皿となるソフト面の環境整備、即ち人材育成が必要である。医科学的知見による温泉セラピー(療法)や食事セラピー(療法)、自然セラピー(療法)などの「温泉療養保養ガイド」(温泉ベラータ)等を推進するための人材を育成し、「温泉」+「食育」や「温泉」+「自然」(心のケア)などヘルスツーリズムの推進により、宿泊業や温泉施設、療術業などでの雇用の創出を図る。
新しいサービスに対応したインストラクターの養成
市内各地に点在する国立・国定両公園を有する雄大な自然、豊かな食文化や温泉など地域資源を活かした「竹田ならではの健康づくり」が提唱され、実証作業に着手しているが、これらを推進するための人材育成や仕組みづくりにより新しい雇用の創出が可能である。現状では、各種健康づくりのインストラクターを大分市など近隣の市町村のNPO、団体から招聘しており、地元でのインストラクターの養成が急務であり、またその組織化が必要である。
雇用拡大メニュー -健康づくりのための新たな仕組みづくり-
総合的な健康づくり、温泉や食育、自然等地域資源を活かした健康づくりに必要なノウハウを研修する。また、温泉利用プログラム型健康増進システム等の導入、産学官連携体制の構築等を目指す。
地域のニーズに合った地域福祉・介護の仕組みづくり
多岐多様な地域福祉・介護に必要なサービスを有償サービス制度導入により構築し、市民と行政を繋ぐ中間組織(暮らしのサポートセンター等)の運営に必要なノウハウを研修する。CATVを活用した地域福祉の仕組みづくりによる企業化支援や産学官連携体制の構築等を目指す。
総合的健康増進に向けた人材育成
竹田市で進められている温泉を活かした療養保養のシステムに必要とされる温泉入浴や食育セラピー、自然セラピーなどのインストラクターを養成し、温泉利用プログラム型健康増進の仕組みを確立する。また、これらの人材の活動の場や連携を強化するための中核的な人材の養成を図る。例えば、健康運動、温泉入浴、食育セラピー、自然セラピーのインストラクターや温泉利用アドバイザーなどを養成していく。

政策の動き

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