人間力 グローカルな人材育成

地域学の推進と由学館の展開

政策の概要

歴史を学ぶ本当の妙味は、学び、知るという範囲を超えて、そのことを今、さらに未来を生きる者の羅針盤にすることにある。事実の羅列を学ぶに留まらず、その知恵や歴史的背景をうまく分析して、今に連ねること。総合地域学の研究と地域づくりの実践、国内外の人々との交流・連携を通して、地域に自信と誇りを持ち、地域を担う人材を創出し、市民の生活と文化の向上を図る。

地域学の推進と由学館の展開
体系図(PDF)

政策の内容

政策の内容について説明します。タイトルをクリックすると詳細な内容が表示されます。

気づきの世界の創出 「岡城跡の世界遺産登録への挑戦」
岡城跡をはじめとする史跡や城下町の佇まいなど、竹田市に今なお残されてきた多くの歴史的文化的遺産やそこから培われてきた風土は、これまで田能村竹田や瀧廉太郎などの文化人を輩出し、地域固有の伝統文化を育んできた。
「岡城跡の世界遺産登録への挑戦」は、国指定史跡岡城跡を、単に世界遺産に登録しようということが目的ではなく、私たちが竹田市の貴重な財産である歴史的文化的遺産を再認識しながら、そのすばらしさに気づき、価値観を共有し、融合・連携が築かれていくことに意義がある。
こうした竹田市が歴史的に授けられた力や遺産の価値を知り、学ぶという「地域学」を深めることにより、自らの故郷に誇りを持ち、さらなる誇りが生み出されていくという原点に立ち返って、潜在的な魅力や新たな魅力を発見する「気づきの世界」を創出していこうとするものである。竹田市のこうした環境、景観、風土を他地域の違った立場や視点から見つめてもらい、故郷の偉大さ、受け継がれてきた歴史の大切さ、そして今伝えていくべきものは何であるかに気づき、さらにまちの記憶を再認識していくことからスタートしようとするもの。「地域学」を深めることできっと竹田のすごさが見えてくる。
私たちのまちは宝石箱
竹田市はどこを掘っても宝石が出てくるような町ともいえる。一番の輝きを放っているのは『未来の可能性』と『世界に連なる人脈』。城下町も、高原も、温泉も、豊かな大地も魅力的であり、どこにでも真似のできない宝物は、竹田市の歴史と文化。それらによって広がる世界に、未来の可能性を見出した人も多い。たとえば白水ダムは昭和15年に建造され、国の農業土木遺産第1号の指定を受けた。そのすばらしい景観は『森の貴婦人』と称えられている。この遺産を世に送り出すというプロジェクトに東京大学大学院景観研究室の中井祐教授らのチームが取り組んだ。一流に一流が出会えた喜びを感じている。
『過去の遺産を未来への輝きに変える』
「岡城跡の世界遺産登録への挑戦」フォーラムをはじめ、瀧廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクールにおけるライプツィヒとの交流の再開、ドイツ交流20周年記念など、『過去の遺産を未来への輝きに変える』事業展開を目指している。「いまこそ機は熟した。後進国の優位を意識して歩め」という中川久定先生(京都大学名誉教授・名誉市民)の言葉を糧に、勇気ある挑戦を目指す。
「竹田総合地域学センター由学館」
「竹田総合地域学センター由学館」 岡藩の藩校「由学館」を命名由来とする「竹田総合地域学センター由学館」を設立した。これは、竹田を活動の場とし、地域に根ざした知の総合化、総合地域学の確立を目指し、人材育成や、生活文化の向上に資するため、総合地域学フォーラムを定期開催していく。
竹田市の名誉市民・中川久定京都大学名誉教授をはじめ、竹田市と協力協定を締結している大分大学、別府大学から関係者の参画を得て、市民や研究者を含めた現代の由学館による新たな竹田の探求を目指していく。
岡藩由学館竹田塾
岡藩由学館竹田塾 地域学とは、地域の自然、歴史、人、事象などを学び、一人ひとりが郷土観を確立し、地域活性化や地域づくりへの動機づけを図り、そこに学術的研究を加えて、地域を創造していこうとするもの。竹田市地域学講座「岡藩由学館(ゆうがくかん)竹田塾」は、この地域学講座をふるさと竹田市外にお住まいの竹田市出身者や竹田市にゆかりの方、興味をいだいている方等を対象に行い、伝統に培われた竹田市を「夢と希望と高い志を見つけることのできるまち」として再認識していただき、ふるさと竹田市に対する愛着、誇りを培っていただきたく開催する。さらに、竹田市の自然環境、文化、芸術等、他に誇りうる魅力を理解することによって、竹田市への移住・定住促進につなげ、地域の持続的振興発展を目指します。平成22年度は東京で開催し、23年度は関西での開催を予定している。
川端康成記念講演会 -歴史を今に活かすということ-
昭和27年10月24日から28日にかけて、川端康成先生は竹田市を訪れている。法華院温泉、坊ヶづる、あざみ台、旧竹田荘、岡城跡、碧雲寺などを訪ねた記録がある。この取材旅行をもとに、文豪川端康成の代表作の一つ「千羽鶴」に収録された「波千鳥」の中の「旅の別離」の章では、竹田を舞台に物語が展開している。
こうした歴史を踏まえ、川端康成先生が竹田市に残された足跡を振りかえり、新たな未来を築いていくため、当時、川端先生が県立竹田高校で講演したことにちなんで、ノーベル賞作家であられる川端康成先生のように全国に名を轟かす偉人の顕彰及び文化芸術の振興を目的に『川端康成記念講演会』を竹田高校を会場に開催している。当時の竹田高校生が覚えた感銘を今に蘇らせ、未来の竹田市を担う若者にとってこれから歩む人生においての一条の光となることを願い、さらには、ふるさと竹田に宿る歴史、文化、人、事象、自然などの地域遺伝子を今に活かす「気づきの世界」の創出へと繋げて地域の再生を目指す。
空飛ぶ100人プロジェクト
竹田市では、地域の自然、歴史、人、事象などを学びながら、市民一人ひとりが、ふるさと竹田に宿る「地域遺伝子」を今一度見つめなおし、明日の地域を創造していくための「地域学」を推進している。この地域学をより身近なものとし、地域の魅力、誇りの再発見をしていただくため、ヘリコプターによる市内上空の遊覧飛行を企画している。また、TOP懇談会で寄せられた「住み慣れたふるさとを空から見てみたい」という願いや、高校生が「卒業して竹田を離れてゆく前にふるさとの景色を空から眺めることができたら」という夢に応えるものでもある。市民一人ひとりが「天空の旅人」となり、ふるさと竹田を空から体感し、その魅力を味わっていただく。

政策の動き

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